最近は住宅ローンの金利が下がっているために、ローン自体を借りかえる人がふえています。通常のカードローンの借り換えでは単純に金利が低いところに借り換えれば得をします。
これは住宅ローンでも同様で、金利だけでなく、他の貸付条件や手数料などもよく比較することが大事です。低金利のローンを組んだとしても特にならない理由は住宅ローンでは諸費用で大きな金額がかかってくるからです。
保険料と、事務手数料は住宅ローンの借りかえで最も大きなウエイトを占めるものです。メガバンクや都市銀行で住宅ローンの借り換えをしようとすると、大きな金額の保証料が必要になってきます。
ネットバンクへ住宅ローンの借りかえを行うという方法も考えられますが、その場合、保証料はともかく事務手数料が問題です。保証料と事務手数料を合わせると、結局は都市銀行もネット銀行もあまり変わらない諸費用になることもあるようです。
住宅ローンを借りかえる場合、金利の低いところに借りることだけでなく、事務手数料や保証料も加算した上で完済に必要な金額を算出して比較してみる必要があるでしょう。
収入に余裕があったり、ボーナスが出たときなどに積極的に繰り上げ返済をしていこうという人は繰上げ返済手数料が無料かどうかも重要になってくるので、それも比較のポイントとなります。
繰り上げ返済を上手に利用することで、最終的な返済総額を減額することができます。住宅ローンの借り換えは低金利が続いている今は良い機会でもあるので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
